himicoworker’s diary

Facebookにて投稿していました「お散歩で紐解く邪馬台国」をこちらで公開いたします。

卑弥呼さんが「魏志倭人伝」に「いいね!」しました(5)より

第五弾  甲州

翻訳:しぉじぃ

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男しはでっけのも小せえのも、みんな顔や身体に入れ墨をしてるだよ。

 

むかしっから、その使者は中国に朝見しにきてたんだけんどね、みんな自分のことを大夫と名乗ったさ。

 

中国最古の王朝の夏后(かこう)の、中興の祖っていう少康の子がさ、会稽郡に領土を与えられて派遣されたんだけんども、自分で髪を切って身体に入れ墨をしてね、ワニやサメみたいな危険な動物に噛まれないようにしたっちゅーよ?

 

今はね、倭の素潜りする人らも、好んで潜水して魚や貝を捕まえているけんど、入れ墨でもって大きな魚や海獣を除けていて、そのうちに飾りになってるさ。

 

諸国の入れ墨はそれぞれ違いがありってね、左にあったり右にあったり、大きかったり小さかったり、尊卑の差があるさ。

地理的には、ちょうど会稽郡の東治の東にあるさね。

 

その風俗はいやらしくないさ。

男しはみなまげをあらわにしてさ、木綿のリボンでまとめているだよ。

その服装は、身ごろをただ結束して連ねただけでね、ほとんど縫うところはないさね。

 

女しはまげをまげて、服は単被(たんぴ)のようにしてね、その中央に穴を開けて頭を通して着てるだよ。

 

つづく

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しぉじぃとの在学中の思い出といえばパンの先生とデヴィ夫人の小料理屋に行ったことくらいでしょうか。パンの先生は藤岡弘、似で杖をついた考古学の先生で、プレハブ小屋で英語講読の授業のたびに、色々なパン屋さんのパンを学生に配ってくれていました。西大寺のお店に学生達を呼んでご馳走してくれたことも。そこでちょろっとおしゃべりした程度だったかと思いますが、卒業してからしぉじぃにはずんぶん世話になっています。お料理上手でいつも美味しいものとともにあるしぉじぃ。ささやかながら彼女を見習い、ホットケーキを焼いてみました、霜月のよる。

(2017年11月26日)

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