himicoworker’s diary

Facebookにて投稿していました「お散歩で紐解く邪馬台国」をこちらで公開いたします。

卑弥呼さんが「魏志倭人伝」に「いいね!」しました(9)より

第九弾 播州弁 加古川風味
翻訳:Nozaki
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租税ゆうもんを保管する倉庫があんねんて。
それぞれの国にはなぁ、市場があってな、みんな自分の持っとうもんを持ってへんもんに交換しとうねん。
大倭っちゅう監視する役目ん人にこれを監視させとってやで。

女王さんがおっての国よりも北側んとこは、特別に一大率(いちだいそつ)っちゅう役人さんを置いてな、検察しとんねん。
ぎょうさんの国がこんことをおっとろしく思って、めちゃ気ぃ使っとってやで。
いっつも伊都国を治めとって、これがな、魏っちゅう国の中におっての刺史(監察官)さんみたいやねん。
王さんはお使いの人をやって、魏の都の洛陽やら帯方郡やら、諸韓国やらによこしよってやさけ、うっとこも(帯方)郡の使いを倭国にやることになってん。
一大率はみんな、港んところで、郡のお使いの人に露払いっちゅう道案内やら検査やらをすんねんて。
ほんで報告の文書を作って、女王さんにこれを送って伝えてな、下賜されるもんが女王さんとこに届くまでに、誰かがちょろまかしたりせんようにしとってやで。

身分の低いもんは下戸ってゆうねんけど、身分の高い大人に道端でおうたら、あとずさりして草むらまで入らなあかんねんて。
なんか言いたいことがあったら、しゃがんだりひざまづいたりして両手を地面につけて、まぁ土下座みたいなもんやな。ほんで尊敬してますって気持ちを見せとうねん。
返事ん時はな「噫(あい)」って言っとるさけ、たぶん他んときに聞く言葉とおんなしやし承諾の意味やと思うわ。

つづく
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冬になると、次期主将を決定する会議が開催されます。
数えきれないほどのビールジョッキが行ったり来たり。
他の部活を知らないので比較はできませんが、合気道部の主将はけっこう、相当、めちゃくちゃ、エゲツない、ホンマに、大変な役目です。
結局別の子になりましたが、私は野嵜押しでした!
剣道経験があり礼儀正しく、返事もお元気、異文化に対してもタフ、兼ね備えた鈍感力…そして下駄がお似合い。
80年前の奈良女にもいそうな雰囲気なんです、彼女は。
最近は異国の地で元気に子育てしているようです。
遠くからわざわざ翻訳ありがとうございました!

因みに我が家は冷え性なので下駄とは縁遠いですが、そのかわり手放せないのが靴下です。
写真はうちのオカンが取り寄せた古墳ソックス。
小西通りの靴下屋さん、懐かしいですな。

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